高齢者にeスポーツを体験してもらうイベントが7月9日、熊本市南区銭塘町であり、地元老人会の約20人が楽しんだ。
認知機能低下防止や世代間交流を推進しようと、南区が本年度に始めた独自事業。
天明まちづくりセンターが主催し、熊本日日新聞社や市社会福祉協議会などが協力した。
参加者は「太鼓の達人」と「ぷよぷよ」を体験。熊日社員や市職員から操作方法を習った後、2人一組で対戦した。
「ぷよぷよ」では、周囲の助言を受けながらも操作に苦労する場面も。
会場は笑顔と歓声があふれた。近くに住む男性(79)は「やってみると面白い。みんな生き生きしているので、継続して取り組めたらいい」と話した。
20日には、体験会と、小中学生対象のeスポーツ大会を同区の天明公民館で開いた。