宇城市のeスポーツ拠点「うきのば」が1月20日、開設1周年を迎え、現地で記念イベントが開かれた。コンピューターゲームの腕を競うeスポーツの普及をはじめ幅広く活用され、来場数は1万人を超えた。
うきのばは、市が熊本県内初のeスポーツ拠点として小川支所の空きスペースに開設。地域おこし協力隊員が常駐し、ゲーム用パソコンや仮想現実(VR)技術を使ったゲームなどを自由に操作できる。eスポーツの大会のほかプログラミング教室、高齢者のスマートフォン教室なども開いている。
20日は、市がeスポーツチーム「Saishunkan Sol(サイシュンカン・ソル)熊本」をうきのばのPR大使に任命。任命証を受け取ったネモ選手(39)は「うきのばから新たなeスポーツのスターが生まれるといい」と期待した。格闘ゲーム「ストリートファイター6」の大会では32人が腕を競った。
21日はパズルゲーム「ぷよぷよ」の大会や、宇城市の特産品などが当たるビンゴ大会がある。