eスポーツとデジタルを融合した県内初の拠点「うきのば」が1月20日、宇城市小川町の同市小川支所にオープンした。だれでも無料でeスポーツを体験し、SNS（交流サイト）講座などを学べる。健康や福祉、教育など幅広く役立つ地域の新たなコミュニティーを目指す。
支所の空きスペース約500平方メートルには、パズルゲームのほか、自転車風にペダルをこいだり、ハンドルを操作して仮想ドライブを楽しんだりと多彩なゲーム機器を設置。
市の地域おこし協力隊員2人が常駐し、ラインやズーム、ユーチューブの動画編集講座を開く。初心者向けスマートフォンの操作指導にも対応する。
同所であった式典には、市と連携協定を締結しているイオンモール（千葉市）や一般社団法人熊本eスポーツ協会（熊本市）などの関係者約40人が出席。
守田憲史市長が「全国的に珍しく、情報格差の解消や多世代交流の実現を目指す」とあいさつした。