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2021.3.23

山鹿市八千代座でセミナー

対戦型コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」に関するセミナーが3月23日、山鹿市の八千代座であり、観光や福祉、教育面などに活用している先進地の取り組みなどが紹介されました。

同競技を通した地域活性化を探ろうと、同市が初めて開催。地元の観光・商工団体の役員や福祉関係者、高校教師ら約50人が受講し、オンライン上でも約30人が視聴しました。同市出身で、福岡eスポーツ協会の中島賢一会長(49)=福岡市=が講師を務めました。

中島会長は、世界的な人気の高まりで、2年前に福岡市であった大会には国内外から1万3千人が来場し、約12億円の経済効果があったことを説明。高齢者施設で認知症予防に活用されている事例なども紹介し、「世代間の交流促進やIT社会に適応した人材育成にも役立つ」と話されました。