美里町の励徳小で3月5日、地域のお年寄りと児童が知的パズルゲーム「ぷよぷよ」で対戦する、eスポーツイベント「荒神原の決戦」が開かれました。世代を超えた熱い戦いに、会場は熱気と笑顔に包まれました。
熊本eスポーツ協会と連携協定を結ぶ同町の「eスポでいい里づくり」事業の一環。認知症予防や生きがいづくりを目的に、町は昨年10月から高齢者eスポーツとしてゲーム大手セガ(東京)の「ぷよぷよ」を導入。同小では教育プログラミング授業の教材としてゲームを取り入れており、対戦を通して世代間交流も図りました。
イベントには5、6年生16人と、お年寄り18人が参加。新型コロナウイルスの感染症対策として、教室と体育館に分かれてオンラインで結び、一度に4人が対戦する形式で行いました。結果は児童チームの勝利でしたが、接戦が多く、児童に圧勝するお年寄りもいらっしゃいました。
惜敗した高齢者女性(85)は「まちっとできた。悔しかけど、楽しく、元気をもらえた」とニコニコ顔でした。