障害者の就労や自立を支援する「障がい者ビジネススクール」(熊本市中央区)が8月3日、利用者らによるeスポーツチーム「並木坂e20」を設立しました。
スクールによると、障害者の学習型就労支援施設のチーム設立は全国で初めてだそうです。利用者ら選手18人と運営役の職員10人が所属。プレーで協力し合うことでコミュニケーションの力を養うほか、大会出場で障害者の社会参加を促すのが目的です。
スクールではパソコン操作などの通常授業に加え、7月からコンピューターゲームの腕前を競うeスポーツの授業を開始。熊本eスポーツ協会から指導者を招き、競技種目の対戦ゲームについて学んでいるそうです。
今春からスクールに通う森田優里江さん(33)=熊本市南区=は「話したことがなかった人と触れ合う良い機会になっている」。スクールの共同代表で監督の徳丸宏美さん(41)=益城町=は「就労後の生活に役立つ経験や人脈作りができる場にしたい」と話していらっしゃいました。
同様のスクールにも、eスポーツチームの発足を働き掛け、対抗戦などに取り組む構想もあるそうです。楽しみな活動です。(熊本日日新聞、TKU、KAB、ヤフーニュースなどでも取り上げられました)