ウェブ制作などを手がける「COLLABOSTUDIO」(コラボスタジオ、東京)は7月10日、事業所新設に向け、天草市と立地協定を結んだ。
市牛深支所の空きスペースに開設するシェアオフィスの入居第1号となる。
牛深支所は、2006年の合併以降職員が減ったため、空きスペースが増加。そのスペースを民間企業が賃借し、シェアオフィスとして整備、10月に営業を始める。
コラボスタジオは、ITデジタルスクール事業やeスポーツイベントの企画などにも取り組む。
天草市では、牛深高と連携し、生徒が企画、制作、配信まで担うeスポーツイベント(来年開催)を企画する「課外授業」を実施する。入居は10月だが、授業は先行して実施。5人の新規雇用を見込む。
この日は、天草市役所で調印式があり、コラボスタジオの原田清士最高経営責任者(CEO)が「地域と連携するほか、牛深高生がノウハウを蓄積して持続可能な取り組みになるよう努めたい」と抱負を述べた。