熊本日日新聞社と共同通信デジタル(東京)が創設した「高齢者eスポーツ指導員資格認定制度」の初めての講座が、美里町であり、社会福祉協議会や高齢者施設、自治体関係者ら約70人がeスポーツの活用を学んだ。
eスポーツ協会の協会員や福祉の専門家が、①高齢者学②eスポーツ関連法律③高齢者eスポーツの科学的効果④指導実践法⑤認知症スクリーニングを含んだ運営実践法-を指導。
約4時間の講座を受けた高齢者施設で働く男性は「著作権や健康への影響などとても実践的で勉強になった」と話していた。
資格は、介護予防や認知症予防に役立てるために高齢者福祉とeスポーツの両方に精通した専門指導者を育成する狙い。
受講者はリポートを提出し、事務局の審査を通過すれば、資格認定証を受ける。
次回講座は秋以降に開催予定。問い合わせはメールで受け付ける。事務局esports@kumanichi.co.jpまで。