宇城市の松橋高は、県内の高校で初めてDX(デジタルトランスフォーメーション)部を7月立ち上げた。eスポーツ大会への出場やスマートフォン教室を通じた地域交流、防犯に役立つデジタルボランティアなどに取り組む。
同高はDXの活用を進める市と連携しながら、地域活性化に向けた独自の役割を模索してきた。「松高[まつこう]DX部」は1、2年生19人で構成。宇城市で開催されるeスポーツ大会県予選に出場するほか、高齢者向けのスマホ教室、中学生を対象にスマホの正しい活用法をまとめた啓発動画づくりに着手する。
1日、同高であった立ち上げ式では、部員代表の3人が市職員や宇城署員らに活動方針を紹介。「どんどん校外で活動し、地域の役に立てるようみんなで頑張りたい」と意気込んでいた。
熊本eスポーツ協会(熊本市)では「デジタル技術を学べる場であり、最先端の部活動」と期待を寄せてます。